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診療情報管理士の資格を働きながら取得するなら

働きながら取得することも可能

働きながら取得することも可能

働きながら診療情報管理士の資格取得を目指す人も少なくありません。ここでは試験の概要や通信教育の詳細についてお伝えしています。

働いていても試験に合格できる

診療情報管理士の試験を受けるには指定校で学ぶか通信教育を受講するかになります。短期間で集中的に勉強するだけでは合格に結び付きません。仕事をしながら資格取得を目指す場合は通信教育を受講することになりますが、限られた時間の中で勉強を進められるのか不安に思う人もいるでしょう。しかし、働きながら診療情報管理士の試験に合格した人もたくさんいます。根気よく勉強を続け、合格を目指しましょう。

試験の概要について

試験は年に1回2月に全国15会場で実施されます。試験は基礎課程と専門課程があり、基礎分野では臨床医学の基礎について、専門分野では医療統計や医療管理について出題されます。
基礎課程は、「医療概論」「人体構造・機能論」「臨床医学総論(外傷・先天異常含む)」「臨床医学各論Ⅰ(感染症及び寄生虫症)」「臨床医学各論Ⅱ(新生物)」「臨床医学各論Ⅲ(血液・代謝・内分泌など)」「臨床医学各論Ⅳ(精神・脳神経・感覚器系など)」「臨床医学各論Ⅴ(循環器・呼吸器系)」「臨床医学各論Ⅵ(消化器・泌尿器系)」「臨床医学各論Ⅶ(周産期系)」「臨床医学各論Ⅷ(皮膚・筋骨格系など)」「医学・医療用語」の12章から出題されます。
専門課程は、「医療管理総論」「医療管理各論Ⅰ(病院管理)」「医療管理各論Ⅱ(医療保険・介護保険制度)」「医療管理各論Ⅲ(医療安全・医療の質管理)」「保健医療情報学」「医療統計Ⅰ(統計理論)」「医療統計Ⅱ(病院統計・疾病統計)」「診療情報管理Ⅰ(法令・諸規則)」「診療情報管理Ⅱ(診療情報管理士の実務)」「診療情報管理Ⅲ(DPC・医師事務作業補助者・がん登録の実務)」「国際統計分類Ⅰ」「国際統計分類Ⅱ」の12章から出題されます。
診療情報管理士の試験は保有資格によって基礎課程が免除されます。免除されるのは医師や歯科医師、看護師など医療系の国家資格を取得している人です。

難易度は高め

診療情報管理士の試験は暗記量が多いわりに持ち込みが禁止されています。きちんと勉強していなければ問題に答えられません。そのため、要件を満たしていても油断はできず、他の医療系の資格に比べても難易度は高めだといえます。

通信教育の費用と期間

費用は2年間で約22万円です。初年度に基礎課程分の11万円、2年目に専門課程分の11万円を納入します。
基礎課程が免除される人は専門課程へ編入する形になるため、その場合の費用は半額の約11万円、期間も短縮され1年で修了することになります。

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